◆ 2003年宿泊ツーリングレポート・鈴蘭高原 その2 ◆

2003年5月10日・11日に行なわれた宿泊ツーリングの模様です

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<そしてツーリング当日・内津峠PA>

 5月10日(土)ここ名古屋市内は穏やかな天気となりました。最低気温は11度位とやや低めですが気持ちのよいツーリングができそうです。
 西日本組の集合地点は中央道内津峠PA・10:30です。今回のツーリングは岐阜県の鈴蘭高原が目的地のため、名古屋市在住の私は非常に時間の余裕があります。ラッキー。
 家を出発したのは9時。PAには9:40には到着してしまいました。当然まだ誰もいません(笑)
 10時過ぎに鈴鹿の和田さんが到着。1年ぶりの再会です。そして間もなくH氏が登場。なんと乗ってきたのはHPの「What's CB1100R」に登場しているRB1!走行1500qのバリ物です。
 このRB1にはちょっと試乗させてもらいました(PAを一回り)。不思議なことですが、19インチのRBと18インチのRDは乗り味に大きな差がありません。メーターなどはハンドルについているので大きく見えますが、すぐに体になじみます。
 続いて岐阜のトリプルエム氏が登場。東海新年会でお会いして以来ですね。R同士では初めてです。
 そして四国・徳島(!)からブータン氏、次に加田・村上・竹中氏の関西組が到着しました。京都の渋滞を早めに抜けるために大阪からすでにこの時間に到着です。
 1時間ほど談笑し(すでに話が止まらない)関西組は食事のため次の恵那峡SAに向けて出発しました。
 東海組(H氏、トリプルエム、野村)の3名は今回最長不倒距離の広島から参加予定の高橋氏を待ちます。到着時間は11:30の予定・・・40分になったので出発しようとしたら・・・500kmの距離を走りぬいて高橋氏が到着!お疲れ様でした、という間もなく4台で恵那峡SAに向かいました。

 
中津川I.Cに集合した東海チーム(手前にRB1!)と関西チームと合流した恵那峡SA

<最終集合場所・中津川ICから「はんもっく」へ>

 恵那峡SAで今回のコースプランナー・河原崎氏と合流し、西日本組は最終集合地点の中津川ICへ移動です。
 すると・・・いましたいました、東日本の面々がすでに到着しています。ここでバイク(すべて11R)27台+クルマ1台の参加者全員が集合しました。
 ただ残念ながらH氏、トリプルエム氏はここから引き返すことになり、ICを出発する我々をお見送りです。 ここから今回の素晴らしいツーリングが本格的にはじまりました。
 19号を北上し、一つ目の休憩点は道の駅大桑です。このあたりの道は穏やかで、のんびりとRを走らせて行きます。 そして361号に入ったあたりから四輪の数も少なくなります。25台のRが一列となってワインディングを駆け上っていく様は圧巻です。
  しかもかなりのペースながらスムーズに走って行きます。改めてメンバーのレベルの高さを感じました。
 天気もよく、本当に清々しい走りを約130kmに渡って堪能し、今回の宿泊地、鈴蘭高原のペンション「はんもっく」に到着しました。例年通り貸切での宿泊となります。
 「はんもっく」には、すで今回のスペシャルゲストであるに森岡氏と大森氏が到着し、我々を出迎えて下さいました。

 
道の駅での休憩と鈴蘭高原「はんもっく」到着の様子

<講演会・数々の興奮と感動>

 いつもの通り、食事の前からRを囲んでゲストとメンバーの話は盛り上がっています。
 私はペンション自慢の岩風呂を堪能し、風呂上りのビールを飲みながら話の輪に加わっていました。
 食事はペンションご自慢の魚料理・肉料理でした。質・ボリューム共に申し分なく、大変満足できるものでした。ごちそうさまです。

 さて、食堂のテーブルには何本もの一升瓶が林立し、すでに佳境に入りつつある宴を象徴しています。 やがてPCとプロジェクター、90インチのスクリーンが用意され、森岡氏の講演会が始まりました。
 森岡氏はホンダの70〜80年代のバイクのほとんどのデザインに携わった方です。N作戦といわれたCBXを頂点とする戦略車のデザイン誕生秘話、11Rのデザインのルーツ、当時の思い入れなどを語って下さいました。PCに収めたまさに珠玉の画像の数々は私たちの目を釘付けにして離しませんでした。
 また森岡氏と共にデザインを作り上げた大森氏の当時のエピソードなどは、Rの枠を超えてホンダファンの誰もが聞いて興奮するような素晴らしいお話の連続でした。
 そしてこの講演会の後素晴らしいお話がありました。スペシャルゲストのお二人が当クラブの顧問となっていただけることとなりました!今後ともよろしくお願い致します。
 続いて故仙波名誉顧問のお別れ会で放映したビデオが上映されました。
 私自身はお別れ会には出席できず、まだ何か自分の中で踏ん切りがつかない部分がありましたが、11Rに先導され斎場を出るビートの映像を見た瞬間、涙が止め処もなくあふれたと同時にこの現実を受け止めることができたのかな、と感じました。改めて氏のご冥福をお祈りします。

 宴はまだまだ続きます。というかもう記憶も定かではありません。しかし・・・ツーリング先では皆疲れているのか、翌日を気にしているのかわかりませんが比較的早く就寝となりました。
 本日は夜2:30ほどで全員ダウンとなりました。(去年の白馬は確か3:00、名誉顧問も遅くまで付き合っていただきました)

 
到着早々食事前からゲストを囲んで盛り上がるメンバーと素晴らしかった講演会(森岡顧問)

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